みんなで守ろう~ノロウイルス食中毒予防4原則~|かわさき消化器内科クリニック|大阪市平野区瓜破の内科・消化器内科・内視鏡内科

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みんなで守ろう~ノロウイルス食中毒予防4原則~|かわさき消化器内科クリニック|大阪市平野区瓜破の内科・消化器内科・内視鏡内科

みんなで守ろう~ノロウイルス食中毒予防4原則~

みなさんこんにちは。3月に入り少しずつ春の訪れを感じる季節になりました🌸✨
暖かい日差しや花の香りが漂い始めるこの時期は、新しいスタートや出会いの季節でもあります。卒業や入学、転職など、さまざまな変化が訪れる中で、心も体も元気に過ごしていきたいですね😊

本日は【ノロウイルスによる食中毒】についてご紹介いたします。
ノロウイルスによる食中毒は11月〜2月にかけて増えるため、年末年始の飲み会シーズンで食中毒になってしまった💦という方もいらっしゃるのではないでしょうか??

ノロウイルスは、主にカキやアサリ、シジミなどの二枚貝に生息していることが多く
【加熱が不十分な食品を食べること🐚よって感染します。
またノロウイルスはヒトの腸管内で増殖するため、【感染者の糞便や嘔吐物に触れること💩】【嘔吐物の細かい飛沫を吸い込む🤧とでも感染が広がっていきます。

ノロウイルスに感染すると24時間〜48時間の潜伏期間を経て、
・吐き気 ・嘔吐 ・下痢 ・腹痛 ・37℃〜38℃の微熱
などを発症します。

楽しい飲み会が「食中毒になってしまった😢😢」という思い出にならないよう、皆様に【ノロウイルス食中毒予防4原則をお伝えいたします。

①まずはノロウイルスを「やっつける✊
ノロウイルスを死滅させるために食品を85度〜90度・90秒以上加熱させましょう。
🌟飲み会ではカキは念には念を入れて加熱しましょう!

②次にノロウイルスを「持ち込まない✋
感染者が調理した食事を食べることでノロウイルスは感染することがあります。
家庭や職場で調理する人は、【手洗いうがいなどの感染対策をすることと【下痢や腹痛があるときは食品を取り扱う作業をしないようにしましょう

③さらにノロウイルスを「つけない🧼
包丁やまな板、食器類にノロウイルスをつけないことも大切です。
トイレ後・食事の盛り付け前は【念入りに手洗いを行うこと】が大切です。
【手袋を着用する】のもオススメです!

④ノロウイルス感染者が近くにいる時は「広げない💦ことも大切です。
まずは感染者の周辺環境を消毒しましょう。
・食器→熱湯につけて1分加熱、または塩素消毒液に浸す
・ドアノブは塩素消毒液で拭き取る
・衣類は他の人と分け、洗剤を入れた水の中でもみ洗いして十分に濯ぐ

🌟【嘔吐物の処理】には十分気をつけてください!
①ガウンや手袋を着用する
【※︎吐物が乾燥する前に】、ペーパータオルで吐物を拭き取る。次に【塩素消毒剤で浸すように消毒する】
  ※乾燥すると空気中にウイルスが飛散します
③拭き取った吐物やガウンは【二重のビニール袋にいれて】破棄する。
④換気は空気の流れに注意して慎重に行う。
⑤処理後は十分に手洗いを行いましょう。

ウイルスに感染しない、そして周りに感染させないために11月〜2月は特に注意して生活してくださいね😊