~50歳過ぎたら予防しよう~ 帯状疱疹|かわさき消化器内科クリニック|大阪市平野区瓜破の内科・消化器内科・内視鏡内科

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~50歳過ぎたら予防しよう~ 帯状疱疹|かわさき消化器内科クリニック|大阪市平野区瓜破の内科・消化器内科・内視鏡内科

~50歳過ぎたら予防しよう~ 帯状疱疹

読者の皆様、こんにちは(^O^)

今回のブログ担当は、大の阪神タイガースファン看護師Nです🐯

交流戦も終わり、いよいよ後半戦に差し掛かろうかとしている今日この頃・・・

後半も貯金を崩さず、是非ともA.R.Eを目指したいものです🙏🙏🙏

 

大阪も梅雨入りが発表され毎日ジメジメとした日が続いていますが、これからの季節で注意したいのが熱中症です。

特に高齢者は加齢により、暑さや寒さが感じにくくなっています。また、発汗などの体温調節機能も低下してきます。

暑くないから・・・、喉乾いていないから・・・、と油断は禁物❕❕

喉が渇いていなくても小まめな水分補給をして下さいね。

 

 

さてさて、本題へ。今回は「帯状疱疹」についてのお話にお付き合いください。

帯状疱疹とは、水ぶくれを伴う赤い発疹が、体の左右どちらかに、帯状に現れ、強い痛みを伴うことが多く、夜も眠れないほど激しい場合もあります。

特に50歳代から発症率は高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

 

帯状疱疹は、体の免疫力が低下した時に発症します。免疫力の低下は、加齢・疲労・ストレスなどごく日常的なことによっておこります。

「まだまだ大丈夫、元気」と思っていても、知らず知らずのうちに帯状疱疹になるかもしれません。

また、帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、時には何年も痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があり、特に高齢者ではリスクが高いといわれています。

 

 

そこで重要になってくるのが、ワクチンです。

ワクチンの種類には、従来の「水痘ワクチン」シングリックスワクチン」の2種類があります。

それぞれのワクチンの特徴を比較してみます。

 

 

「水痘ワクチン」

種類・・・生ワクチン

接種回数・・・1回

費用・・・5500円

予防効果・・・50~60%

効果持続期間・・・約5年程度

 

 

「シングリックスワクチン」

種類・・・不活化ワクチン

接種回数・・・2回 ※2回目は2ヶ月後

費用・・・1回あたり20000円

予防効果・・・90%以上

効果持続期間・・・10年以上

 

 

水痘ワクチンは、安価である一方、予防効果や効果持続期間が短いのが短所でもあります。

一方、シングリックスワクチンは、予防効果や効果持続期間は優れていますが、費用としては高額でもあり接種回数が2回というのが短所でもありますね。

それぞれのワクチンの特徴を踏まえたうえで選択して頂ければと思います。

 

 

簡単ではありますが、帯状疱疹と予防できる2種類のワクチンについて紹介しました。

帯状疱疹やワクチンのことについて詳しく知りたいとお考えの方、当院にご相談くださいね。