受付のKです！

 

最近暖かくなってきて、桜🌸の季節も楽しみですね！

 

さて、今日はピロリ菌についてお話しさせていただきます😊

 

患者さんからよくピロリ菌ってなぁに？

 

と聞かれる事があるのですが、ご存知ですか？

 

 

ピロリ菌とは、胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。

 

感染経路はまだはっきりとはわかりませんが、口を介した感染（経口感染）が大部分であろうと考えられています。

 

 

感染すると胃に炎症を起こす事が確認されていますが、ほとんどの人は自覚症状はありません。

 

 

しかし、炎症が続くと感染部位が広がって胃粘膜の胃酸などを分泌する組織が消失した状態（萎縮性胃炎）になります。

 

 

また、一部の患者さんでは胃がんになる事も報告されています。

 

 

ピロリ菌って恐ろしいですね😱😱😱

 

 

ピロリ菌を調べる検査には、

 

・迅速ウレアーゼ試験（胃カメラにて胃粘膜を採取し、ピロリ菌のもつ酵素のはたらきで作り出されるアンモニアを調べて、ピロリ菌がいるかどうかを調べる）

 

・抗体測定（血液検査）

 

・尿素呼気試験（検査用の薬を飲み、一定時間経過した後に、吐き出された呼気を調べて、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べる）

 

・便中抗原測定（便を採取してピロリ菌抗原があるかどうかを調べる）

 

　などがあります。

 

祖父母やご両親がピロリ菌に感染していた、胃がんの治療を受けたご親族がいてご心配な方や、なんとなく胃の具合がいつも悪い方などは一度当院にご相談して下さいね☆